大学院生の就職活動シリーズ インターン後〜本選考までの最適な過ごし方
- atsukokurumada
- 1 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは、LeCiel厚子です。
茨城県内の大学キャリアセンター様とのご縁は、2016年に始まり今年で10年目を迎えます。
この10年、学生さん一人ひとりの声に耳を傾けながら、共に悩み、共に歩んできた時間でした。
ご縁をいただいたすべての皆さまに、心からの感謝を込めて。
この節目に、あらためて「必要な人に、必要なタイミングで届く言葉」を届けたいと思っています。
そして、そうすることが私自身の活動記録になっていけば幸いです。
これまでの現場で得た気づきや学びが、誰かの一歩につながることを願って、ブログを綴っていきます。

今回は、大学院1年生(M1)の学生さんからいただいたご相談をきっかけに、「インターン後の就職活動の進め方」について考えてみたいと思います。
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➢ インターン後に訪れる“空白期間”とは?
M1の夏〜秋にかけて、インターンシップに参加した学生さんは多いと思います。
しかし、その後すぐに本選考が始まるわけではなく、企業からの連絡も途絶えがち。
この「インターン後〜本選考まで」の期間に、何をすればいいのか分からず不安になる学生さんも少なくありません。
実際、私が大学キャリアセンターで相談を受けた学生さんも、
「何社くらいインターンシップに参加すればいいのか?」
「その後どう動けばいいのか?」と悩まれていました。
➢ この時期に意識したいこと
インターン後の期間は、就活の“準備期間”としてとても重要です。
以下のような視点で過ごすことで、本選考への土台を築くことができます。
1.インターンシップ参加経験の振り返り
• どんな業務にやりがいを感じたか?
• 自分らしさが発揮できた場面は?
• 違和感やモヤモヤも大切なヒント
2.自己分析の深化
• 研究活動で得た力を言語化する
• 自分の価値観や働くイメージを整理する
• 志望動機につながるエピソードを探す
3.業界・企業研究の再構築
• インターンシップ先だけでなく、同業他社や異業種にも目を向ける
• OB・OG訪問やキャリアイベントを活用する
4.選考対策の準備
• ESや面接の練習を少しずつ始める
• キャリアセンターや外部サービスを活用する
➢ 不安は「真剣に向き合っている証」
この時期に不安を感じるのは、決して準備不足ではありません。
むしろ、「自分の未来に真剣に向き合っている証」だと私は思います。
だからこそ、焦らず、少しずつでも「自分なりの納得」を積み重ねていくことが大切です。
➢ おすすめワークシート
上記1~4の内容をワークとしてご活用ください。
インターンシップ経験の振り返りから、今後のアクションまでを整理できる内容です。
面談時に一緒に記入してもよし、自分で書き込んでみるのもおすすめです。
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次回は、大学院生ならではの悩みや不安について掘り下げていきます。
「学部生との違いって?」「研究との両立はどうすれば?」など、リアルな声に寄り添いながらお届けします。
それではまた、次回のブログでお会いしましょう🌿
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