🍁10月の活動報告 県内大学でのキャリアカウンセリングより

こんにちは。LeCiel厚子です。

10月前半は県内の大学にて、3・4年生を中心にキャリアカウンセリングを行いました。

本選考が本格化する時期ということもあり、エントリーシート（ES）の添削や面接対策、進路相談など、学生一人ひとりが真剣に将来と向き合う姿が印象的でした。

✏️Aさん：ES提出前の最終仕上げ

明日までに提出するESを持参してくれたAさん。

志望動機や自己PRを何度も練り直して来られ、最終チェックの段階で「どんなフィードバックをもらうのだろう…」と少し緊張した面持ちでした。

実際に拝見すると、学生時代の経験を通して自分の強みをしっかり理解し、それを活かせる環境についても言語化できている素晴らしい内容。

さらに良くするために、抽象的な表現を具体化するための質問を投げかけ、一緒に深掘りしていきました。

「書きたいことがわからない」が、最後には「書きたいことが明確になりました！」とすっきりした表情で帰っていきました。

💬Bさん：面接での“話し方”に気づく

就職活動にとても前向きで、書類選考は通過するものの、一次面接でなかなか結果が出ないBさん。

面接練習のヒアリングを通して、話し方や伝え方に課題があることに気づきました。

せっかくのやる気を損なわないよう配慮しながら、本人が自ら気づけるような形でフィードバックと具体的な改善ポイントをお伝えしました。

Bさんは素直に受け止めてくださり、練習後には「今までの練習の中で一番手ごたえを感じました！」と笑顔で話してくれたのが印象的でした。

🌱Cさん：再スタートへの第一歩

4年生のCさんは、6月に応募した企業から不採用通知を受けて以来、自信をなくし活動を止めていたとのこと。

友人の内定報告を聞くたびに焦りを感じ、久しぶりに相談に来てくれました。

お話を伺う中で、自己分析が不十分で「自分に何ができるのか分からない」という状態であることが分かりました。

そこで、アルバイト経験を一緒に振り返りながら、Cさんの中にある強みを言語化し、それがどんな場面で活かせるかを丁寧にお伝えしました。

すると、ご自分の良さを再確認できたCさんの表情がパッと明るくなり、「次の学内合説に参加してみます！」と前向きな一歩を踏み出してくれました。

🌸まとめ

学生さん一人ひとりが、ご自分の“これまで”と“これから”を真剣に考える姿に、私自身も多くの気づきをもらいました。

カウンセリングの中で感じるのは、「正解を教えること」よりも「自分で気づけるように伴走すること」の大切さです。

これからも学生の皆さんの一歩を応援しながら、寄り添うサポートを続けていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。